赤を地味に「T社T外1」その3


その後、赤い部分に「渋金」と呼ばれる全く光沢のない金砂子を入れ、
尚且つ、白を塗ったためにピンクになった部分を藤色系に彩色。
  
様子を見ながら少しずつ進めたので、大層時間がかかりました。
通常の彩色仕事の3倍ほどの手間賃で見積もりをしていたのですが、
実際には5倍ぐらいの手間がかかりました。
もっとも、単純に全部渋金で地味にしても、クレームはないでしょうし、
それなら3倍ぐらいの手間賃で済んだのです。
謂わばこっちの勝手で手間をかけたわけですから、不服はありません。

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